​JC Creative Art Ministry の最初のJとCは、私たちの名前であるJojiとChihiroの頭文字から

取ったものですが、同時に Jesus Christ の頭文字の JとC でもあります。

それはJesusがこの地上においてアーティストであったように、

私たち一人一人も神によって創造されたアーティストであり、

そのクリエイティブな発想と表現によって、

世界にキリストを伝える者でありたいという思いから付けた名前です。

 

以前私たちはニュージーランドのオークランドにあるプロテスタント教会で、

日本人宣教師として働いていました。そして多文化多民族の人々が集まるこのNZにおいて、

アートを通じてクリエイティブにキリストを伝えるため、ミニストリーの働きを始めました。

 

キリスト教会の歴史を見た時に、プロテスタント教会において、アートは宗教改革以降、

文学や音楽やダンスや演劇といった非造形アートは継承されつつも、

造形アート、また現代アートにおいては、残念ながら継承されませんでした。

しかしそれではもったいない。

せっかく私たちは創造主なる神さまから

クリエイティブに物事を創造する喜びが与えられているのだから、

私たちは現状にとどまることなく、

多種多様なアートの形を通して、キリストの栄光を表現してゆきたいと考えています。

​

アートの歴史を見た時、どの時代においても、社会が作り出す既存の美と価値観に対して、

本当の美とは何か？表現とは何か？そんな永遠のテーマに対してアーティストたちは、

革新的な創造力によって、それまでにはない新たな美や価値観を生み出し、

その表現のために己の魂を削ってきました。

​

そこには決して飽くことのない美への探究心と時代を捉える嗅覚、

そして時代の常識を引っくり返すクリエイティブさがありました。

明日何が起こるか分からない不安定なこの現代社会において、

人々は何かの気づき、そして魂への問いかけを求めています。

そしてそれに応えるものがアートの力であり、役割だと私は確信しています。

​

二千年前、ローマ帝国の圧政のもと、当時のユダヤ人社会が作り出した厳格で

人為的な律法社会の中に生きたキリストは、

神の愛によって人々の人生を根底から変えてゆきました。

​

社会を、時代を、世界を根底から変えられたのです。それは現代においても同じです。

キリストは神の御子であるにも関わらず、人の罪の購いのために自ら十字架にかかり、

その尊い血を流しました。

​

そして救いの完成のため、三日後に復活しました。キリストは罪と死に勝利されました。

キリストは言われました。「私が道であり、真理であり、命なのです」と。

そのキリストの生き様が、その言葉が、その行動が、まさに革命でした。

​

かつてある人がジーザスはロッカーだと言っていた。

であるならば、ジーザスはそれ以上に「アーティスト」である！！と、

私はここで宣言します。

 

キリストは、現代という混迷の時代を生きる私たちにとって、

永遠という名の確かな道を照らす光であり、道であり、真理である。

だから私たちはキリストをアートを通して伝えてゆきたいと思う。

​

今は EndTime の時、まだ記憶に新しい出来事である未曾有の大地震と津波、

そして原子力発電所の爆発により大量の放射能が世界中に拡散された２０１１年３月１１日以降、

この世界はいついかなる時に私たち人間が持つ理性や予測を超える出来事が起きても

おかしくない時代になった。

​

だから現代は、人知を超えた神という存在抜きには語り得ない​時代であり、

そういう時代に、私たちは生きています。

現在における世界規模のコロナウイルスのアウトブレイクもまた、

この時代を象徴している一つの出来事でしょう。

​

そんなVUCAな時代において求められているアートのテーマとは何か？

それこそが「 この EndTime における希望とは何か？」という問題提起にあると、

私たちは確信しています。

 

こんな時代だからこそ、人々は新たなことを求めている。

こんな時代だからこそ、人々はより本質的かつ意味のあることを求めている。

こんな時代だからこそ、人々は充足感のある楽しいことを求めている。

そしてこんな時代だからこそ、人々は「希望」を求めている。

 

だから私たちは JC Creative Art Ministry を通して、

この時代に主の光を表わすために、

それまでにはない、

新しいスタイルのアートを発信してゆきたいと考えています。

​我らの主、イエス・キリストにあって！！​​